「宇宙は未知に溢れています。」
最近の研究で、研究者達はブラックホールの質量が太陽の1000億倍に達する可能性があると予測しました。
これまでの観測で発見された最大のブラックホールは、SMBHと呼ばれるブラックホールで、太陽の質量の600億倍の怪物です。
このSMBHのサイズが最大と呼ばれる理由として、降着円盤と呼ばれる周囲の物質の円盤制限のためにブラックホールがこれより大きくなるのは非常に難しいので、このブラックホールが上限付近であると以前は考えられていました。
しかし、新しい研究により、初期の宇宙でさらに大きな途方もなく大きなブラックホール(SLAB)が形成された可能性があり、この上限に疑問を投げかけています。
研究者たちは、SLABの研究を通して宇宙に広がる暗黒物質の解明にも挑戦しています。
https://academic.oup.com/mnras/article-abstract/501/2/2029/6000254
ソース元:王立天文学会月報